義父の通夜で感じた違和感~その塩、いります?~
先日、義父(元夫の父親)の通夜に参列してきました。
義父からしてみれば、息子(元夫)を置いて出て行った元嫁なんか、通夜に来ても喜ばないでしょうが、、
かわいい孫(うちの息子)には来てほしいでしょうし。
その孫(うちの息子)は「一人じゃ行きにくい」と。。
そういうことなら、義父も私の参列に「仕方なしOK」を出してくれるかと。。
それに、もし本当に義父が望んでいないなら、通夜当日に私が熱を出したり何かして、
息子一人で参列しないといけない状況になるんだろうと思って、流れに任せて行きました。
で、何事もなく無事に参列をしたのですが、帰りに義母と元夫から塩を渡されたんです。
息子も私も「え?」となっていたら、向こうも「ん?」となっていて。。
義母「通夜の後は、家に入る前に背中に塩をまいてお清めしてから入りなさい。」
息子「えっと。。おじいちゃんですよね?ついて来られたところで、散らかってる家を見られて恥ずかしいだけなんで、塩は要りません。」と←よく言った!
義母「え?でも、通夜の後は塩をまくのがしきたりだから、そんなことを言わずに持っていきなさい。」
息子「・・・。」
とりあえず、そこで言い合っても何も良いことはないので、おとなしく塩を受け取って帰宅したのですが。。
当然ながら、その塩は使わず、普通に家に入って。。
塩は処分しました。
息子「大事な人やから通夜とか葬式に行くのに、なんで家に入る前にお清めの塩がいるん?おかしくない?俺が死んだ人やったら『おいっ!』ってなるけど。。」と。
私も、息子の考えに同意です。
「しきたり」って何?
亡くなった人って、身体を脱いだだけで、別に「塩をまかないといけない存在」じゃないですよね?
それに、そもそも「見えない」というだけで、そんな塩をまいて排除しようとするって、、どうなん?と。。
変なの。。
あと、もう一つ不思議なことがあって。。
みんなが集まって、お茶を飲みながら話していたんです。
その真ん中に誰が置いたのかわからない座布団があって、そこには誰も座っていなくて、
でも、息子も私も なんとなく「おじいちゃん見えないけど、あそこ(座布団のところ)にいてるね^^」と思っていたのですが
突然義母が「みんながこっちで楽しそうにしてたら、お父さん(義父)が独りぼっちだわ!」と、脱いだ身体の方に行ったんです。
息子が「いやいやいやいや!おばあちゃん、おじいちゃん、ここにいてるから。」というも、スルー(笑)
ま、私たちも決して見えているわけではないのですが
なんとなく「そこにいる」ような感じだけはしていて。
それを「ただの思い込み」と言われればそれまでなんですが。。
とにかく、なんだか自分たち親子が一般的な考えと大きくかけ離れているな…というのを感じました。。
お通夜や葬儀の後の「塩」に疑問を感じてる方って、私たち以外にもいらっしゃったりしますか。。
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