「母」という仕事について
「母」という仕事について
コロナで考える時間が出来たせいか、また頻繁に結婚や子育ての相談をされます。なので、以前の記事を加筆修正してみました♪
いつもブログをお読みいただいている方はご存じと思いますが、私は 自分勝手で 自己中で ワガママで 短気で、更には腹黒い♪そりゃもう「なかなかなヤツ」でございます(^-^;
昔を知る人には「アンタが ちゃんと子育てやってるなんてビックリ!!」と驚かれるほどでして。。
そんな私も、若い頃は「自分探し」をして、生きがいや遣り甲斐を求めて 色んな仕事をし、迷子になっていました。
・外資系メーカーのブランドマネジメント
・放送局のスタッフ
・外資系製薬会社の社長秘書
・五つ星ホテルのコンシェルジュ
・結婚式の司会者 etc.
きっと、一般的には内容的にも収入的にも「羨ましがられる」部類の仕事をしてきたかもしれません。
ですが・・・
「母」という仕事が、今までのどんな仕事よりも 私を最高に満足させてくれていますし、私を大きく成長させてくれています。
母になって
・我慢すること
・人に合わせること
・口出しせず、ただただ見守ること
・何の見返りも求めず与えること
・深く考える事
が、出来るようになりました。←あくまで「当社比」的で、世間一般の「偏差値」的に見ると、まだまだ低いですけどね(^-^;
以前、こちらで個人セッションを中止した理由の中にも子育てについて書かせていただきました。
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セッションやイベントをやめた理由
私を「母」にしてくれた息子には、本当に感謝しています(*^^*)
人として成長したいなら…
よく、若い女性に「自分の成長のために、結婚とか出産よりも、仕事を続けたいんです!」と、熱く語られます。(懐かしい~♪私も、そう思ってたぁ~♪)
そして「そうやね、自分が決めた道を信じて進めたら素敵やね(*^^*)」と返事をします。
でも、私の個人的な経験では、どんな仕事よりも何よりも、子育てを通じて成長した部分が とても大きいです。
本当に人として成長をしたいなら「母」という仕事も、選択肢の中には有だと思っています。ただ、これを押し付けると嫌われるから、口にはしませんが、この記事を通じて、昔の私みたいな「自分探し迷子」が減ると嬉しいなと思います。
「母」という仕事は、正直めちゃくちゃ大変です。
・予定なんて、あってないようなもの
・24時間365日労働
・お給料はゼロ
・仕事相手(子供)は、常識が通じない
・理不尽と試練の連続
などなど・・・
それでも、その大変さを何倍も何十倍も上回る とてつもない「プライスレス」な素晴らしいことが返ってきます♪
それに、「辛いとき」「苦しいとき」「大変なとき」って、大きく成長してる時でもあるんです!だから、今子育てて辛い、苦しい、大変・・・と思っているママがいたら、それはママ自身も成長している証拠なんです。
「そのうち何とかなるわ♪」と諦めて腹をくくるも良し。「どうやったら少しでもラクになるだろう。」と試行錯誤するも良し。ニュースで見るような悲しい事件になることは、ほんの一握りで、ほとんどの人達は何だかんだの乗り越えてるんです(*^^*)
仕事でどれだけの能力(パワー)を発揮していますか?
普段の仕事で、どれほどのパワーを発揮していますか?どれくらい涙を流すような(心が震える)出来事がありますか?
・悔しい涙
・情けない涙
・嬉しい涙
・感動の涙
・意味もなく涙←これ、ちょっとヤバい?
子育てをしていると、全く泣き止まない子供を抱きながら、子供を泣き止ませることすら出来ない自分が情けなくて、一緒に声をあげて泣いていたり。←私が泣くと、子供は泣き止むから不思議ですね・・・。
子供が立った!子供が歩いた!と言うだけで、号泣したり。寝顔を見ているだけで可愛すぎて涙が溢れてきたり。
普段の仕事と比べて、心が大きく動き(揺れ?)ませんか?
それって、心を沢山使って、人間の持てる能力(パワー)を使っているという事なんです。
疲れますよ。疲れますけど、とても素晴らしいことだと私は感じています。
心だけではなく身体についても、実は 子供を産むということは、すごいことなんです!
よく「私たちは潜在意識の ほんの数パーセントしか使っていません。」なんて聞きませんか?
これ系のお話で、現代人は、精神と肉体の能力(パワー)の20%程度しか使えていないそうです。
江戸時代の人は、精神と肉体の30%を使えていたそうです。
そして、「プロ」と呼ばれる人たちは、50%を使えているそうです。
更にその上。オリンピック等の とてつもない場所で、場の雰囲気までも味方にしてパワーを発揮できる人は、精神と肉体の70%を使えているそうです。
すごいですよね!
そして、私が一番お伝えしたいのがコレ → 出産時の女性は、精神と肉体の80%の力を発揮します。
オリンピックで世界新記録で金メダルを取るような人達よりも、能力(パワー)を発揮した経験が人生の中で1度でもあるって、すごいことだと思いませんか?
普通に仕事をしていたら、「成功者」と呼ばれる人たちでさえも、せいぜい50%。
それなのに、出産時は80%なんですよ!!
その経験は、きっとその後の人生に影響すると思いますし、実際に私は影響しまくりです♪
結婚をして子供を産むだけが女の幸せじゃない
いろいろと「母」という仕事について書きましたが、だからと言って「結婚をして子供を産むだけが女の幸せじゃない」というのも、私は正しいと思います。
ただ、あまり考えが偏りすぎて
・結婚をして子育てに専念している主婦をバカにしたり
・結婚をしていない女性を見下したり
・子供を産んでいない女性を偏見の目で見たり
そういうのは違うんじゃないかと思っています。
逆に、「お友達の〇〇ちゃんは、仕事で輝いてるのに、私は家に籠って子育ててくすんでる・・・」とか、「親友の〇〇ちゃんは、結婚もして子供も産んで幸せそうなのに、私は・・・」とか、今の自分を卑下するのも違うと思います。
人生は、男であろうと女であろうと、自分で自由に人生をデザインできるし、そうすべきです。
・仕事は仕事で成長できます。
・母は母で成長できます。
・妻は妻の成長があります。
全部経験したけりゃすればいい、できなければ今の自分の幸せに気付くのが大切なのかもしれない。頭で考えて、いろいろ思い込んで、本当の自分らしさを見失うことのないように・・・と思います。
こういう記事を書くのは、私は今度誕生日が来たら50歳です。私の周りには沢山の素敵なキャリアウーマン達がいます。社会で輝く彼女たちは多くの女性の憧れかもしれませんが、実は彼女たちが時々ぽつりと口にすることがあって・・・「子供を産んでたら良かったかも…」と。
結婚はいつでもできます。でも、子供を産むって、やっぱり「タイムリミット」があるんですよ。
現代の医学は発達していて、かなりの高齢でも出産は可能かもしれません。でも、子育てって出産してからがめちゃくちゃ大変なので、実際に自分が35歳で子供を出産して、親戚のお節介なオバサンが「子供は若いうちに産んどく方がいいわよ~」と言っていた意味を理解しました。。
だから、母という仕事を選べるうちに、後悔のない選択をしてほしいと思って今日はこんな記事を書いてみました。
母子家庭で親とも同居せずに仕事と子育てをしているので、けっこうな数のご相談をいただくのですが、面と向かって言うと「押し付け」になってしまいそうで。。
(ちゃんと「仕事」としてお金を頂戴したら、潜在意識をほじくり返して真っ向勝負で向き合いますよ♪)
今日は、ブログ記事と言う形で「母」という仕事について、私なりの想いを書いてみました(*^^*)
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