高校初の公式戦~息子の成長~

息子が、このゴールデンウィーク中に 高校初のサッカー公式戦に出場しました。

本職はゴールキーパーなのですが、入部早々に右手を怪我してしまい、ほぼ治っており本人はヤル気満々だったのですが(汗) 

「学校のゴールキーパーの公式戦用ユニフォームが1着しかないので、ゴールキーパーは一人しか登録できないんです。次回の大会までには必ず2着用意するので、今回ゴールキーパーとして出場できるのは一人だけになります。」という連絡が学校からありました。

今年の1年生(息子の学年)にゴールキーパーは2人おり、今回が高校最初の大会(この先長い)という事もあり、「それなら、僕は怪我を治す方に専念します。」と、ゴールキーパーを譲った息子。

なのに、フィールドの公式戦ユニフォームを持って帰ってきました!あらまぁ♪

創部間もないサッカー部で部員数が少なく、フィールドでスタメン出場したそうです!!

保護者も見に行けない無観客試合でした。 近くの会場なら「通りすがりのオバチャンです♪」とばかりにフェンスの外から覗きに行くんですけど、さすがに片道1時間の会場に「通りすがりのオバチャン」をしにいくのもなぁ…と、渋々おとなしく留守番をしました。

余談ですが、個人的には、「こんな高校生のサッカーごときも無観客でするような国が、オリンピックなんて出来るの?」と疑問に思っております。はい。ただの独り言です。

 

結局、1回戦敗退で点数も まぁまぁボッコボコにやられたようですが、帰宅した息子の顔は暗くはありませんでした♪

・フィールドを経験できた

・フィールドの皆さんの大変さも楽しさもわかった

・フィールドからゴールキーパーを見て、いろいろ気付きや思う事があった

・とにかく、公式戦に出られたのが嬉しかった

・積極的なミスに対しての先生や先輩の「ナイストライ!」という反応に救われた

など、彼なりに とても有意義な大会だったようです♪

もちろん負けたので、悔しい気持ちも口にはしていました。

 


 

本職ではないフィールドで大会に出て、何を感じ、次にどう行動するかは本人次第です。

「怪我のせいで出鼻をくじかれた」と思うも「フィールドを経験できて良かった」と思うも、本人次第ですし。

「なんで自分がフィールドで出ないとあかんの?」と思うも「この経験を活かして、今度は絶対に自分がゴールキーパーで勝つ!」と思うも、本人次第です。

現実は「怪我をして、高校最初の大会にゴールキーパーとして出られなかった」です。ただ、それに対して、何を思い、どう感じ、どう活かすのか、それは自由なんですよね。

今回の出来事で「息子、成長したなぁ」と嬉しく思いました。

最後に、また親バカですが、このフィールドのユニフォームが!まぁ、よく似合うんですよ♡