苦しいときの「ちょっと待てよ~」

苦しいときの「ちょっと待てよ~」

 
苦しいとき、辛いとき、困ったとき、私がいつもすることがあります。
 
それは、「ちょっと待てよ~」と言ってみる。
 
そして、「ちょっと待てよ~」をきっかけにして、考えを切り替えるようにしています。
 
考えを切り替えることで、無理と思っていたことが出来てしまったり、悲しかったことから回復したり、とても素晴らしい効果があったので、興味のある方は試してみてください。
 
下記は、私が実際に「ちょっと待てよ~」で乗り越えた具体例です。
 
 

「ちょっと待てよ~」その1

 
我が家の息子は、小学校はインターナショナルスクールでした。
小学校6年生の修学旅行は、アメリカへ2週間。そして、修学旅行代金が25万円でした。
 
まず、私の頭の中は こうなります→「無理!無理!修学旅行 行かないでくれん?ほんと無理!うち母子家庭!」
 
でもそこで「ちょっと待てよ~」と思考スイッチの切り替えます。
 
「母子家庭で、子供の修学旅行代金の25万払えたら、私、超カッコ良くない??」
「息子が大人になって『母ちゃん、がんばったぜぃ!』って、胸張って自己満足に浸りたいよね?」
 
と、こんな感じです。
 
でもまた「でも、そんな2週間で25万とか、だったら、修学旅行に行かずに、25万円あれば2人で2週間どこか旅行できるよね?」という考えが浮かんできたり
 
「いやぁ…支払えたらカッコイイし、支払えるものなら支払いたいけど、小学生の修学旅行に25万?」と、支払わないことを正当化するような自分が芽生えます。
 
またそこで「ちょっと待てよ~」と考え直す。
 
そんな繰り返しをしていると、最終的に息子が笑顔で修学旅行から戻ってきて「あぁ、行かせてやれた。嬉しい。私がんばった(*^^*)がんばって良かった♪」というイメージが最後に残ります。
↑↑↑↑↑
これが、私が本当にしたいことなんです。
それに対して、心の中では逃げ道や言い訳が わんさか湧いて来る。
 
そこで使える「ちょっと待てよ~」です。
 
最終的に、本当にしたいことがクリアになったら、あとは「さぁ、引き落とし日までに25万円、どうするかね~」と、支払う方向のアイデアが浮かんできます。
 
 
 
 

「ちょっと待てよ~」その2

極貧生活をしていたので、とにかく節約命!でした。
 
でも、節約しても節約しても、どうにもこうにもならない時が来てしまいました。
 
もう辛くて悲しくて苦しくて、毎晩泣いていた時もありましたが、そんな時こそ!お得意の「ちょっと待てよ~」の登場です。
 
「ちょっと待てよ~」(泣きながら)
 
「節約を頑張ってたって、限界がある。やっぱり、収入を増やすことに意識を向けないと、こういう事になるわな。。」と言う風になってくる。
 
そうすると、それを正当化して腑に落とす思考に変わってきます。
 
「だって、野球だってサッカーだって、どんなに守って0点に抑えられても、点を入れなければ勝てない訳でしょ? でも、5点取られたって、10点取り返せば勝てるよね? という事は、少ないお金で生活しようって考えるより、必要なお金を計算して、それ以上稼ぐ方法を探す方が絶対に私は強くなるよね?」なんて事になってきます。
 
この時点で、もう涙は止まっています(*^^*)
 
「あぁ!何で今まで気づかなかった? でも、もう気付いた私は違うよぉ~( ̄ー ̄)ニヤリ」な感じになります。
 

 
これ以外にも、本当に沢山「ちょっと待てよ~」は活用しています。
 
誰だってネガティブになる時はありますし、苦しい状況、悲しい状況、辛い状況が訪れることはあるでしょう。
 
でも、そこでただ落ち込むだけは悔しいと、私は思います。
 
落ち込むし、泣くし、凹むし、でも、そんな感情をしっかり味わったら、泣きながらでも這いつくばってでもいいので「ちょっと待てよ~」って、思考を切り替える練習をしてみてください。
 
きっと、これからの選択肢が大きく広がるはずです。
 
乗り越えられない壁は目の前には来ないと思っています。大きな壁であればあるほど、それはあなたに「その能力がある」と気付かせるためのチャンスではないでしょうか(*^^*)
 
「ちょっと待てよ~」が、少しでもお役に立つと嬉しいです。