大学入試の面接の注意点???

先日、息子の大学入試の面接が終わりました。

そして、来たLNEがコレ↓

学校でも面接の練習はありましたが、そのやり方がクソみたいだったので、アドバイスをしていたのですが、息子・・・聞く耳持たず(^-^;

ま、いっか♪と放置したら、この有様(笑)

学校がやっていた面接対策って、「その場しのぎ」とか「上っ面だけ」とか「対症療法」とかいう感じで、「根本」や「本質」を見ていないので、応用が利かないんです(涙)

で、私が思う「面接」って、元面接官(私)からすると、こういう所を見ているんです。

 

 

面接では、ここを見る☆

まず、面接で「何を話しているか」というのは、そんなに重要じゃないんです(^-^;

そりゃ、「なぜうちの大学で勉強しようと思ったんですか?」と聞かれて、元気いっぱい「私の偏差値で行けるのは御校だけだからです^^」はダメですよ(^-^;

ですが、ある程度 相手・学校をリスペクトした答えであれば、あとは「話している時の態度や雰囲気、目線」なんかで判断します。

就職だと、またちょっと変わってきますが、進学の面接なら こういう感じじゃないでしょうか。

 

★めちゃくちゃ緊張していても、一生懸命な熱意が伝わってくる

・スラスラ上手に話しているけれど、何も響いてこない

・良いことばかり言っているけど、これ・・・面接用の答えで本心じゃないよね?と感じる

・相手(面接する側)に対してのリスペクトがない

★言葉は、たどたどしいけれど、この学校で勉強したいというのがひしひしと伝わる

 

そりゃ、上手に自分の気持ちを言葉で表現できるに越したことはないでしょうが、言うてまだ高校生!就職活動ではないので、その辺は許容範囲だと思います。

そして★印の回答をしている子は、学校側からしたら 可愛くて好印象なんじゃないでしょうか^^

 

息子が凹んでいた「初めての質問」ですが、そりゃ準備された質問だけじゃなく、学校側・企業側だって、突拍子もない質問をして反応や受け答え、対応力なんかを見るでしょうよ♪

息子に「だから、苦手なことを聞かれたら、素直に『苦手です』って言って、『だからこそ、がんばっています』みたいに持って行くんだよ。」って言ったのは、そういう意味よ^^」というと、「母の言うてる意味が やっとわかった・・・。」ですと(笑)

ただ息子は「母、苦手なことは頑張らんでええ言うのに、なんで面接では『苦手だから頑張ってます』なん?」と聞かれました。

なので、母、しっかりと回答☆

「面接なんて、キツネとタヌキの騙し合いよ♪ 許される範囲のウソはOK。息子君が意地でも苦手なことをしたくないとしても、母が苦手な事にフォーカスしない方がいいと思っていても、世の中は『苦手を克服』をヨシとしているでしょう。で、その世の中のクソみたいな常識でガチガチの学校でも、息子君は行きたいんでしょう?だったら多少ウソをついても、相手が喜ぶ答えをしてあげればいいの^^

高校だって見てみなよ?苦手なことをせずに卒業できるでしょ?大学だって一緒。

もし入学して、苦手なことをしないといけなくて、それが耐えられなければ辞めればいい。でも、合格しなければ、大学生活を経験するという選択肢すらない。だから、とりあえず相手が喜ぶ答えを言う。

さすがに、苦手なことを得意とウソをつくのは、母は反対(^-^;だから

・苦手です。だからこそ(こんな風に)努力をしています とか

・苦手ですので、(こんな風に)工夫をしています とか

ようは、『苦手なことはしなくても生きていけるじゃん』と言っても通じない人達だから『苦手なことなんてしなくても生きていけるけど、それじゃお相手は納得しないだろうから、こう言えば納得するかい?』という答えを言えばいいよ。

ぶっちゃけ、聞かれたくないことばかり聞かれたでしょう?そういう時に『そんなことしなくても生きていけます!』って攻撃的になったり相手を批判したりせず、素直に苦手は苦手を受け入れた上で、『苦手を克服をヨシとする考えを持っている人が喜びそうなこと』を一文付け足せばいいよ♪」というので

息子が準備していなかった始めての質問に対して、私が回答してみたところ・・・「こうやって今の会社も母に騙されて採用してしまったってことやな♪」ですとぉ~(笑)

うん。そういうこと♪

ようは、予期せぬ質問や、聞かれたくないこと・言われたくない事を言われたときに、相手を不快にさせない答えや態度で回答できるかという「対応力」を見られることが多いね^^←そして、これ、思考停止の人には絶対にできない!

・相手を否定したり攻撃するような回答←だったら受けるな♪って思います(^-^;

・気に入られようと必死の回答←これされると気持ち悪いです(^-^;

あと、息子に伝えたのが、面接では「対等の立場」ということです。

 

 

面接は「対等な立場」です

面接をする側・される側は、対等な立場です。←これを忘れると、エライコトになります(^-^;

学校・企業が学生を選ぶのと同じで、学生だって学校・企業を選べるんです。

面接で あまりにも感じが悪ければ、合格・内定を出しても断られるでしょう。私も内定の連絡をいただいて辞退した企業が何社かあります。

だから息子にも伝えました。

「今回の面接、母は見ていないからわからない。だけど、大学側が学生を見下したような態度で、息子君が気分が悪かったなら、合格しても行かなくてもいいのよ。」と。

息子「え?そうなん?」

私「そうりゃそうよ!」

息「なんで?専願やから行かなアカンのちゃうん?」

私「そんなことない♪」

息「なんで?」

私「大学は、誰の払ったお金で成り立ってる?」

息「学生。」

私「そう。君たちだね。受験をするにも何万か払ってるね?」

息「うん。」

私「息子君たちの受験料や学費で、面接をした大人は給料をもらってる。一般企業で言えば、学生は「お客様」と同じなんだわな。そこまでOK?」

息「うん。」

私「じゃ、自分たちのお給料を払ってくれてる学生に対して、クソみたいな態度をとるバカに、年間150万払うかどうか決める権利は、誰にある?」

息「俺?」

私「そう。面接であまりにもコケにされたら『そんな大学にお金を払ってまで勉強しに行きたくありません』という権利はある。」

息「まじで?」

私「母は、そう思ってる。で、コケにされたん?」

息「それはなかった。俺が一人で焦ってパニックになってただけ^^」

私「そっちかーいい!!!(笑)」

というので、とりあえず合格したら行くらしいです^^

 


 

面接で準備をすることって、質問を予想して、回答を準備するのではなく

・相手(学校や会社)と自分が合うかどうか

・もし合わない部分があったとして、それでも行きたいか

・相手(学校や会社)は、どんな学生・人材を欲しがっているか

・相手(学校や会社)は、何を得意とし、何を売りにしているか

など。。

しっかりと相手を知ることではないでしょうか。

そして、相手を知ったからといって100%合うことは なかなかないかもしれません。

それでも、合う部分が自分にとって重要であれば、合わない部分は気にしないでいけるのか、合わない部分をある程度合わせて行く努力が必要なのか。

相手を研究して相手を知っていれば、どんな質問をされても、それなりに誠意と自信をもって回答できるのではないでしょうか^^

最後に言いたいのは、結局のところ、相手を知る準備と努力ができないやつは、仕事もデキないし、女も口説けないよ♪ということです^^

初めて気になる女性を食事に誘うのにレストランを選ぶにしても、ネットの評価より、How To本の知識より、相手の食の好みが先でしょ?って思いますけど、、世のデキない男どもって、女性の食の好みを聞く事すら出来ない人が多いですよね(^-^;←自分の息子が こんなんなったら泣けるので、出来る限りの教育はせねば!です^^

社会人として&男として、母が女性だからこそできる英才教育、これからもがんばります☆

16年前の写真♡